Orbbec と Eyeware が提携、民生用カメラで 3D アイトラッキングを実現
- 2020年4月9日:3D カメラとモーションセンシング技術を世界中で開発・供給する Orbbec と、注意検知ソリューションをさまざまな業界に届けることを使命とするスイスのアイトラッキング技術企業 Eyeware は、小売、シミュレーター、学術研究などの業界が民生用の深度センサー付きカメラでアイトラッキングを活用できるよう、パートナーシップを結びました。
Orbbec の先進的な 3D カメラのラインナップと Eyeware の堅牢なアイトラッキング技術を組み合わせ、パワフルなハードウェアと一体になったアイトラッキングソフトウェアを切り拓くことが、このパートナーシップの中心的な使命です。
民生グレードのセンサーとアイトラッキングデータを使うことで、ショッパーインサイトの取得はよりシンプルに、より手頃になります。Astra Embedded S は、コンパクトさが求められる棚やキオスクでの設置に最適です。小売業界は、キャリブレーションなしで、頭部装着型の機器も一切使わずに、何千人もの人々から GDPR に準拠した匿名のデータを継続的に収集できるようになりました。視線の経路、購入までの時間、特定の AOI(関心領域)の閲覧回数などが、得られる知見の一例です。
小売、学術研究、訓練用シミュレーターなどの業界で、民生用 3D カメラを通じて、誰もがどこでもアイトラッキングによる知見を活用できるようになりました。ツイートする
「Eyeware は、人と機械を理解するためのユースケースやソリューションを広げる、優れたアイトラッキング技術のノウハウを提供しています。小売、学術研究、訓練用シミュレーターなどの業界で、民生用 3D カメラを通じて、誰もがどこでもアイトラッキングによる知見を活用できるようになりました」と、Orbbec のセールスディレクター、Agnes Zheng 氏は述べています。
手頃なハードウェアの活用によって、訓練用シミュレーターでもアイトラッキングが使えるようになりつつあります。これまでは高価なアイトラッキングソリューションが導入の妨げになっていました。アイトラッキングデータで視覚的な確認を行うことでトレーニングセッションの質が高まり、訓練生の重要な場面についてフィードバックすることで訓練期間が短縮され、正しい対象を、正しいタイミングで、正しい順序で見ているかのデータによって正しい優先順位付けを身につけられます。
学術研究では、ヒューマン・マシン・インタラクション、臨床研究、人間行動の研究を前進させることができます。ヘッドギアやメガネを使わず、目立たない Orbbec のセンサーで、視線の経路、注視時間、観察者が変化にどう反応するかを、リアルタイムで、あるいは後で分析するために測定できるようになりました。
これまで経済的に成り立たなかったユースケースも、コスト効率の高い市販の深度センサーで開かれた空間の人間の視線を追跡することで、実現できるようになりました。ツイートする
「これまで経済的に成り立たなかったユースケースも、コスト効率の高い市販の深度センサーで開かれた空間の人間の視線を追跡することで、実現できるようになりました。当社は CES 2020 で Orbbec と協力し、Orbbec Astra Embedded S による 3D アイトラッキングのデモを行いました。今後も共に歩みを進め、新たな業界にアイトラッキング機能を届け、機械が世界を 3D で見て、より自然なインタラクションを可能にしていけることをうれしく思います」と、Eyeware の CBDO 兼共同創業者である Bastjan Prenaj は語りました。